昭和十六年十一月第三〇二号臨時編成により京都伏見深草営庭に於いて歩兵第百二十八連隊編成完結し、第五十三師団長隷下に入る。
昭和十八年十月十七日軍旗奉受し部隊長の訓辞を受け桃山御陵に参拝し十二月末門司港より上海、サイゴン、タイ国を経由、昭和十九年四月ビルマの戦野に入り悪戦苦闘悪疫に力尽き四六四一名中二七二〇名の尊い命を失い昭和二十年八月終戦を迎える。その後二年間ビルマの地で収容所生活を送り二十二年七月に復員する。