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昭和の杜友の会・祭文
大東亜戦争に敗れて以来早くも六十年が経過いたしました 私はそのとき インドネシアのボルネオ島で、オランダ、米国、英国と戦っておりましたが、 敗戦の詔勅をいただき、これ等の国の捕虜となって、バリワクパパンの丘の上 のテントに収容されました 一年間の苦しい捕虜の生活は、戦犯の容疑の下で、 重労働で送る毎日でありました バリワクパパンのきびしい戦闘では、四千名 に及ぶ日本兵は、戦死し、残った兵も戦犯の容疑の下に引っぱられて、次々に 銃殺される運命をにないました スマトラに於ては、戦争が終ってから多くの 日本兵は祖国日本に帰らずに、インドネシア軍に投じて、インドネシア独立の ために戦い、多くの兵が戦死していったのでありました 京都霊山護國神社に 於かれましては、これ等の英霊を奉慰顕彰賜わりまして、本日は大東亜戦争 終結六十年記念臨時大祭を斎行して、慰霊いただいております ここに戦争のときを回顧し、諸英霊に心からの 感謝の誠を捧げるものであります

平成十七年十月十四日
昭和の杜友の会々長 林田 悠紀夫 代読 奥村 由三

京都霊山護國神社奉賛会・祭文
秋の彩り増す錦秋の好季、ここ霊山の御社にて、恒例の秋季例大祭を本年は 大東亜戦争終戦六十年の節目の年と記念し、終戦六十年記念臨時大祭を斎行するにあたり京都霊山護國神社奉賛会を代表して謹んで申し上げます この御社に祀られる神々は、幕末維新より大東亜戦争に至る激動の時代に生を受け、国家存亡の危急に一身を捧られた、その崇高なる遺徳を敬仰し追慕するものであります 昭和の大戦が終わりて早や六十年が経過し、現在では戦後生れの国民が大半を占めるようになり、あの未曾有の大戦も風化の一途を辿りつつあります 今夏、大東亜戦争終戦六十年を迎えるにあたり今上陛下の特別なる思召しにより幣饌料が下賜されましたことは、この上ない幸せであります しかしながら、国家と家族の安寧をひたすら願いながらも武運拙く散華された英霊を 近隣諸国は自国の歴史観から様々な批判を繰り返し、また、自国民の一部にも彼らに同調するかのような偏った歴史観を持つ国民が英霊の名誉を傷つけている現状は憂慮に堪えません 今日の平和は、これひとえに護國の柱石となられた英霊のお導きと、戦中世代の国家復興への情熱と努力によるものであります 今後も私達は、英霊が我身を賭して戦った純粋な愛国の至情が次代の日本を背負う青少年達のみならず、近隣諸国へも正しく理解されるよう務め、我国の歴史の真実を子々孫々まで語り伝え、国家と民族の繁栄に、世界の平和達成に微力を尽す所存でございます 在天の英霊、私達の微衷を了とせられ御加護を垂れ給わらんことを祈念して祭文といたします

平成十七年十月十四日
京都霊山護國神社奉賛会々長 代理 清水 隆


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