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| 尊王攘夷運動の芽生え 草もうの志士たち |
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明治維新の原動力となったのは尊王攘夷(そんのうじょうい)運動です。この運動は天保年間(1830〜1843年)から急速に高まってきます。この頃活動したのが、漢詩人の梁川星巌(やながわせいがん)、儒者の頼三樹三郎、安政の大獄で処刑された若狭藩士の梅田雲浜(うんぴん)、清水寺成就院(じょうじゅいん)住職の月照(げっしょう)らです。彼らの活動が後の志士たちの運動のいしずえとなりました。 |
| 尊王攘夷運動の地域展開 天誅組と生野の変 |
幕府勢力に抗戦した事件として、1863年の天誅組の変と生野の変があります。 天誅組は、中山忠光・吉村寅太郎が主導し南大和で蜂起。
生野の変は、平野国臣(くにおみ)が但馬(たじま)の生野で蜂起したもの。いずれも敗北しましたが、討幕の志士たちに大きな影響を与えました。 |
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