| 一二八ビルマ会 追悼の言葉 |
新緑につゝまれたこゝ霊山護國神社の社頭において、私達一二八ビルマ会
の慰霊祭が執り行われるに当り、会を代表し謹んで追悼の言葉を申上げ
ます 過ぎし日、私達は『勝ってくるぞと勇ましく…』と声高らかに軍
歌をうたい 日の丸の小旗を打振って出征される方々をお見送り致しま
した過日の出来事ですが、遺族会の席上で、北朝鮮の拉致問題が話題と
なりましたところ、ある人が突然『私等の主人も、拉致された様なもの
だった』と悲痛な声で発言され、本当にそうだったと私も改めて当時を思いおこしました 出征される本人はもとより、
残される家族にも、旅立つ先が、北か、南かも告げられず、最後の別れとなりました
戦に勝つ事のみを信じ乍ら無念の思いで散華された御英霊の最後の寄りどころとして鎭まります靖国の社の事さえも、
今は色々と取沙汰される時代となりましたが、我が一二八ビルマ会は今日もたくさんの皆様方の御参列を得て、
おごそかに慰霊祭が執り行われます事を何よりも喜ばしく存じます どうか、有意義な一日であります様、
心から祈念致します 最後にニ千九百余名の御英霊の御遺徳を偲びつゝ物故者の方々の御冥福も併せてお祈りし、
意をつくせませんが 追悼の言葉とさせて頂きます 合掌
平成十八年五月八日 一二八ビルマ会
世話人代表 川北千代子
| 関西白鴎遺族会清掃奉仕 |
5月11日、関西白鴎遺族会有志による
境内清掃奉仕が行われた。白鴎顕彰碑の
建立されている「昭和の杜」を中心に清掃
活動を行って頂いた。
戦中世代の高齢化により、近年では、崇敬
者による、境内及び慰霊顕彰碑の清掃奉仕
が激減している中で、心のこもったご奉仕
に感謝を申し上げます。
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