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平成十八年度春季例大祭斎行
4月28日午前11時より、平成18年度春季例大祭が宮司 木村 隆比古 以下祭員奉仕のもと戦友、 ご遺族、関係諸団体代表の多数ご参列を賜り、賑々しくも厳粛に斎行された。 京都府出身英霊顕彰碑には、慰霊と恒久平和を祈願した千羽鶴が京都府遺族会婦人部有志より奉納を受け、 碑前に色鮮やか飾られた。宮司祝詞奏上の後は、今季より京都霊山護國神社奉賛会々長に就任された清水 隆 氏、 京都府遺族会々長代行 松本 きみ 様より祭文がすすめられ、奉納の舞「須磨の松風」がご神前にて披露された。 祭典終了後は、恒例のうどんの接待が参列者へと振舞われた。

奉納舞「須磨の松風」奉仕奏楽員
・舞人上杉喜久代 ・指揮及び太鼓中川順之助
・鞨鼓佐々木照夫 ・鉦鼓及び和琴林 綾子
・笙藤岡 勲 ・篳篥青木美紀雄
・竜笛梶井 雅光 ・筝河崎美津子・北川富士子

祭文
春風薫り新緑照り映える好季、ここ霊山の御社にて、 恒例の春季例大祭を斎行するにあたり京都霊山護國神社奉賛会を代表して謹んで申し上げます  この御社に祀られる神々は、幕末維新より大東亜戦争に至る激動の時代に生を受け、 国家存亡の危急に一身を捧られた諸霊を護國の大神として奉祀し、私たち崇敬者は、 その崇高なる遺徳を敬仰するとともに追慕するものであります  昭和の大戦が終わりて昨夏で早や六十年という歳月が経過し、現在では戦後生まれの国民が大半を占めるようになり、 あの未曾有の大戦も風化の一途を辿りつつあります しかしながら、 国家と家族の安寧をひたすら願いながらも武運拙く散華された英霊を近隣諸国は昨今の親密なる文化、 経済の交流と反し、一方では自国の歴史観から様々な批判を繰り返しております  また、自国民の一部にも彼らに同調するかのような偏った歴史観を持つ国民が戦争の悲惨さのみを誇張し、 戦わざるを得なかった我国を取巻く苦しい世界情勢を理解せず、 英霊の名誉を著しく傷つけている現状は憂慮に堪えません今日の平和は、これひとえに護國の柱石となられた英霊のお導きと、 戦中世代の国家復興への情熱と努力によるものであります 今後も私達は、 英霊が我身を賭して守りぬかれた純粋なる愛国の至情が次代の日本を背負う青少年達のみならず、 近隣諸国へも正しく理解されるよう務め、我国の歴史の真実をここ霊山の御社を通じ子々孫々まで語り伝え、 国家と民族の繁栄に世界の平和達成に微力を尽す所存でございます 来る創立百四十年を奉迎するにあたり、 崇敬者一同心ひとつにし、一層奉賛の途を啓いてゆく所存であります 在天の英霊、 私達の微衷を了とせられご加護を垂れ給わらんことを祈念して祭文といたします 

平成十八年四月二十八日
京都霊山護國神社奉賛会々長 清水 

祭文
本日ここ、京都霊山護國神社の社頭において春季例大祭が執り行われるに当たり  京都府遺族会を代表して謹んで追悼の誠を捧げます 戦後六十年も過ぎ、 先の大戦の苦しかつた記憶が風化しつつある中、平和と繁栄を空気のように当然のこととして受け入れ、 平和だけを唱えて先の大戦を否定する人々がありますが、この平和と繁栄こそ、 祖国を思い、家族を案じつつも尊い命を国のために捧げられた  ご英霊の尊い犠牲のうえに築かれていることを日本国民は決して忘れてはなりません  小泉総理は就任以来、五度にわたり靖国神社へ参拝され、戦没者に感謝の誠を捧げられました  国民の代表たる内閣総理大臣としては当然のことですが、 戦没者遺族をはじめ多くの国民が心から敬意を表しこれを支持いたしました このことこそ、 平和で未来ある国としての誇りが抱けるものと確信いたしました しかしながら、 近隣諸国の一部が総理の靖国神社参拝に反対し、外交カードに使い、国内干渉を続けていることで、 一部の人々が国立の追悼施設を新設しようとする動きを見せております このことはご英霊の御霊を冒涜し、 靖国神社や護國神社を形骸化させるもので断じて許すことはできません これからも、ご英霊を胸に誇りをもって、 決してひるむことなく戦没者遺族の志を遂げてまいります 京都府遺族会と致しましても英霊の顕彰と、 高齢化し今なお癒えることのない悲しみをもつ戦没者遺族の福祉の向上など、問題は山積みですが、 英霊のご加護を念じながら、組織の総力を挙げて懸命の努力をする所存でございます 本日、 京都霊山護國神社の春季例大祭が執り行なわれ、ご英霊の御心もお安らぎになられることと存じますとともに、 我が国の平和と繁栄をもたらされたことに感謝の意を表しております  ここに在天の御霊の安らかならんことを心からお祈りし ご参列の皆様のご健勝とご多幸を祈念いたしまして祭文といたします

平成十八年四月二十八日
財団法人京都府遺族会々長 代行 松本 きみ


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