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春季例大祭 祭文

英霊にこたえる会 会長  芦 谷 齊
 春は再び巡り来たり。ここ東山山麓の桜の花も今年は季節に先駆け絢爛と咲き競しも、何時しか若葉青葉に代り爽やかな春風薫るよき季節と相成りました。この佳き日に、ここ京都霊山護国神社において平成十四年度春季例大祭が厳かに斎行されますにあたり、謹んで祭文を奏上致します。
 昨年は日本の構造改革を信条に掲げ、絶大な支持を獲得し発足した小泉総理が、御英霊に参拝するのは国民の当然の義務であるとの原則のもとに、八月十五日に総理として靖国神社公式参拝を行うと公約されましたが、中国韓国の内政干渉を予想し、又側近の軟弱進言によって十三日に前倒し参拝をされましたが、結果は同じで両国は当然のように内政干渉をしてきました。総理にはこの機会を捉えて、毅然として公約の通り国民の当然の義務であると堂々と主張して、信念を貫き参拝をして戴きたかったが実行し得なかったのは誠に残念でありました。その為かえって日本の軟弱性の侮りを受け、その後の東京裁判の自虐観による釈明謝罪談話を発表するなど、軟弱な外交態度には誠に残念です。先日両国間でお互いの歴史認識を正すとの会合が行われましたが、執念の如く公式参拝に反対しA級戦犯の合祀にこだわり、靖国神社に反対を続ける現状であります。今また日中国交正常化三十周年関連行事への影響も考慮され、小泉総理は突然春の例大祭を待たず四月二十一日雨の中粛々と参拝されました。参拝実施は日に拘らず総理の参拝を実施される事を懇願致します。英霊にこたえる会は正しい歴史観で日本会議と相携え、パール博士の無罪論に励まされ、胸を張って三百万御英霊がお守り戴いた祖国日本を、万世に輝く美しき誇りある日本に築き上げるべく努力することを御誓い申し上げ祭文と致します。


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