| 摂末社祭 |
秋季例大祭が執り行われた10月14日午後1時より、
霊山墳墓内に建立されている旧山口・京都・土佐・福岡・熊本・水戸・鳥取招魂社にて摂末社祭が斎行された。
今季、関西茨城県人会 会長 相馬 一男 同副会長 大久保 治 回天神社さまのご厚志により旧水戸藩招魂社の案内看板、
説明看板が新設され、摂末社祭に併せ除幕式が関係者見守るなか執り行われた。
霊山墳墓の整備事業にご協力を頂きましたこと感謝申し上げます。
爽やかな秋晴れのもと坂本龍馬・中岡慎太郎両志士没後139年を数える本年も、両援会、京都
高知県人会の共催により、遭難された11月15日午後3時から旧土佐藩招魂社祭が執り行われ、
引続き坂本龍馬・中岡慎太郎墓前にて墓前祭が斎行された。祭典では、岡崎 誠也 高知市長、
両援会、京都高知県人会代表より祭文がすすめられた。
また、遠路高知から運ばれた『高知の火』は京都龍馬会の提灯へと点火され、
この火をもって京都龍馬会による提灯行列が例年行われている。
当日は正午より高知県安芸郡北川村のご厚志により寄進された軍鶏肉を使い、
京都高知県人会有志が軍鶏鍋を調理、無料で多くの参拝者に振舞われているが、
この軍鶏鍋が例年振舞われている所以は、風邪をひいていた坂本龍馬が同郷の志士、
中岡慎太郎と共に軍鶏鍋を食べようと、軍鶏肉を買いに走らせている間に刺客の襲撃に遭い、
食することなく亡くなってしまった史実による。
炊き出された一番汁は宮司により両志士墓前へとすすめられた後、一般の参拝者へ振舞われ、毎年
1千人を超える両志士を偲ぶ参拝者が訪れる境内は終日賑わいをみせている。
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