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終戦５７年を迎える本年も恒例のみたま祭が斎行された。
７月１３日より境内には約千個にも及ぶ縁故、崇敬者からお預かりしている提灯が飾られ、８月１３日から１６日の間、夕刻より午後９時まで御灯りが灯された。
終戦記念日の１５日正午には本殿において、終戦の詔勅を流し、参列者は御在天の英霊に暫し黙祷を捧げた。また、夕刻より昭和の杜友の会・みたま祭万燈会主催による英霊感謝祭並びに物故戦友慰霊祭が斎行され、多くの戦友、御遺族の参列を頂いた。
祭典終了後、引続き奉納神事が執り行われ、本年は吉備樂を山口隆氏以下、楽人、舞人の奉仕により神前へ奉納された。参道より続く提灯の灯りに誘われ、偶然に参拝に訪れた若者たちも提灯の御灯りの下、楽に合わせ舞う舞人の姿に足を止め、観賞する姿が見受けられた。