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今日のこの日
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祭文
見事に咲き誇った東山の桜もいつしか風薫る青葉若葉の季節となりました。本日ここに京都霊山護國神社
春季例大祭がおごそかにとり行われます に当り、英霊にこたえる会京都府本部を代表し追悼の辞を捧げます 昨今はインドネシアのスマトラ沖地震津波が発生し多くの人々が犠牲と なり、土地住居のことごとくが壊滅し、今尚復旧がはかどらない状況で あります 又一方国内において十月の台風二十三号により各地において 大きな被害を受け、わが京都府においても北部地域に甚大な被害をもた らしました と同時に近隣兵庫県においても大きな爪あとを残し京都府 始め各自治体においてその復旧に鋭意努力されているところであります 更には新潟県中越が大地震に見まわれ、その悲惨な状況がテレビ等報道され、筆舌に評せない被害の状況に多くの国民が心を痛めました それぞれの被災地で尊い命を失われた方々に対し、ご冥福をお祈り致しますと共に田畑の流失家屋の倒壊等復旧に日夜努力されています皆様に、心からのお見舞いと一日も早い復興をひたすらご祈念申し上げる次第であります 変りまして、時あたかも本年は明治三十七年の日露戦争開戦から数えて百年目、大東亜戦争終戦六十年の節目であり、本日の大祭はことのほか意義深いものがあります 特に現今我が国をとりまく他国の情勢は大変厳しいものがあります とり分け中国の我が国靖国神社参拝問題に始まり、教科書、歴史問題等々内政干渉のほか、これに加えガス田開発、反日デモは目に余るものがあり、時刻の失政を転嫁するものであります 憂慮に耐えなければならないところであり、この行為は許すことはできません この様な事象を許容することは、大東亜戦争に国家の命ずるままに国難に殉じたご英霊を著しく冒涜するものであり、我が国と国民の将来に大きな禍根を残すことになり、少しとも我々戦争体験者は国家国民に強く訴えなければなりません 昨今、我が国も世相が複雑混沌となり、日々震撼させられる数々の不快な事件、事故が多発し、憂慮の極みであります 物が溢れ使いすて、消費を美徳とする世代、反面心は寂しく貧弱になった今、質素倹約「もったいない」の言葉を肝に銘じ、今一度、道徳心の高揚に真摯にとりくみ、平和で安全 安心が自他ともに誇れる国家国民性を再構築することが英霊に対する我々の責務であります 今、社前に額ずき静かに過し当時を偲ぶ時、万感胸に迫り来るものがあります ここにご祭神ご英霊の安らかならんことを、併せて御遺族のご多幸を申し上げ追悼の辞と致します

英霊にこたえる会京都府本部 会長宮本健治代読 小石原 徳一


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