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今日のこの日
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祭文
若葉薫る新緑の好季、本日ここ霊山の神域にて春季例大祭を斎行するにあた り、奉賛諸団体を代表して大前に謹んで申し上げます この社に祀られる 神々は幕末維新より大東亜戦争に至る国家と民族存亡の危急に一身を捧ら れました 私達はその崇高な遺徳を敬仰し、追慕するものであります 昭和 の大戦が終結して、本年は早や六十年を迎えることとなりました 今や戦後 生れが大多数を占め、国難の時代を知らない世代が戦争の罪悪な面のみを誇 大に取り上げ、批判を繰返し、英霊の名誉を傷つけております  小泉総理大臣の靖国神社参拝を問題視するのみならず、自国の歴史観から未来ある日本の子供たちの 教科書にまで異議を申し立て、抗議活動を行う近隣諸国を始め、靖国神社に代わる慰霊施設の建設問題など、昨今の世相は混迷の度を極めております 経済至上主義に慣らされた国民はなす術を知らないまま世相に不安を募らすばかりで、次世代を負はなければならない青少年の育成に悪しき影響を及ぼすごときは憂慮に堪えません 私達は平和な毎日を享受するばかりではなく、国家の平和を守る努力を忘れてはなりません 今後も私達は護国の大神となられた英霊の崇高な遺徳を挺し、国家と民族の繁栄に、また世界の恒久平和に微力を尽す所存であります  在天の英霊微衷を了とせられ御加護を垂れ賜わらんことを祈念して祭文といたします 

京都霊山護國神社奉賛会々長代理 清水 隆
祭文
本日ここ京都霊山護國神社の社頭において春季例大祭が執り行われる に当たり京都府遺族会を代表して謹んで追悼の誠を捧げます 今年は終戦から六十年の節目を迎えます 私たち遺族は、一家の 支柱を失い物心両面に長い間、苦難の道を歩んでまいりました その苦難の中においても戦没者遺族をはじめ、国民がたゆみない  努力を行い今日の経済発展を遂げ、国際社会においても重要な地位 を築いてまいりました 現在わが国は経済不況といわれながらも 安定し平和と繁栄を享受できるのも、祖国を思い家族を案じつつ尊い 命を国のために捧げられたご英霊の尊い犠牲の上にあり、国民として決して忘れてはならないことであります 小泉首相は就任以来靖国神社に毎年参拝され、戦没者の霊に敬意と感謝と平和を誓われ 国民の多くはこれを支持いたしました この風潮こそ日本の文化と伝統を受け継ぎ、平和で輝かしい未来と国に対する誇りが築いていけるものと確信しております しかしながら、戦場に散華された戦没者の慰霊巡拝を拒否し、総理の靖国参拝にも反対を唱える一部の国があり、この外国からの干渉にたいし、ひるまず参拝の定着を確固たるものにしなければなりません わが国内においても国立の追悼施設を新設する動きがありますが、これは英霊の御霊を冒涜し、靖国神社や護國神社を形骸化させるものであり、断じて許すことはできません 京都府遺族会と致しましても英霊の顕彰と今なお癒えることのない悲しみを抱えている高齢戦没者遺族の福祉の向上など、問題は山積みですが英霊のご加護を念じながら、組織の総力を上げて懸命の努力をしてまいる所存であります 本日、京都霊山護國神社の春季例大祭が執り行われ御英霊の御心もお安らぎになられることと存じますとともに、我が国の平和と繁栄が今後とも揺るぎないものと確信いたしております ここに在天の英霊の安らかならんことを心からお祈りし、ご参列の皆様のご健勝とご多幸を祈念して祭文といたします

京都府遺族会々長代行 松本 きみ



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