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平成15年度 第23回 昭和の杜友の会 初詣旅行記
嵐衛友の会  奥 村 由 三
1月19日、京都駅八条口を9時出発。予定表の名神高速道をさけ湖西の161号を通行、途中高島町の近畿の嚴島と稱せられる猿田彦大神を祭神とする白鬚神社に参拝、休憩のあと再び同線を北上。風光明媚の “びわ湖”を右に眺望しながら敦賀インターより北陸道を高速道に乗り、予定通りに正午前、福井県護國神社に到着、正式参拝した。
同社は昨年、創立百年記念事業として一億五千萬円の建設費をかけ、神殿の新装、斎館等を改築された。同社には元十六師団(垣)、元百十六師団(嵐)、及びビルマに派遣された元十五師団(祭)、元五十三師団(安)等の戦没者英霊が合祀されており、特に嵐師団出身として特別に意義がある慰霊参拝だった。同社の禰宜神官は平安神宮で修業されたそうで、特に親近感をおぼえた。 同社の新装なった斎館で湯茶の接待を受け乍ら、敦賀から持ち込んだ“かに寿司”で美味しく昼食をした。
敦賀から福井までを北陸道に乗り、その間持参のビデオテープ“心証の旅”が放映され、多くの参加者の感動を呼び起こした。ビデオは嵐兵団衛生隊の元兵士達が1981年4月、戦後36年振りに かつての駐屯地、中国安徽省安慶市を訪れた時の記録である。当時、安慶市は未解放都市だった。同市を外国人と初めて訪れた時の感動の場面を、プロのナレーターとプロのアナウンサーで編集された作品である。
福井で高速道を降り、旅館のチェックインまでの時間調整のため、市内の“羽二重餅”の古里で土産品を買い、尚時間が未だ余ったので、加賀の“すっぽん堂”に立ち寄り、何人かが精力剤を購入されたようだ。予定通り3時半すぎに到着。宿る旅館は“元山水館”が新装され館名も新たに改められた“満開の宿 お花見 久兵衛”である。
到着と同時に、ロビーで同館オリジナルの“花見だんご”を賞味してから、四部屋に分宿した。古来有名な、山中温泉の湯にゆっくり浴りながら英気を養った後、夜の宴席に移る。
参加者の少ない寂しさを紛らわすため、孫娘のようなコンパニオンを席に呼び座を盛り上げた。二次会は希望者のみクラブに移り、カラオケやダンスに興じ乍ら、楽しい温泉の夜を過ごした。露天風呂はさすがに寒かったが、夜明けを待って附近の散歩に出る。樋口可南子主演のテレビドラマで有名な“こうろぎ橋”までは旅館から6、7分の処で、残雪の残る川幅に比べ深そうな大聖寺川の流れを眺め乍ら、記念写真を撮る。
二日目は10時出発と遅いので、今一度温泉に浴り、心身共にリラックスしてバスに乗車。九谷焼の窯元で「昭和の杜友の会初詣記念」と特注の湯呑み茶碗を各自に分配。帰途も同じ161号線で渋滞に会わず、再び白鬚神社に立ち寄り、まだ明るい4時すぎに無事帰着。降雨率30%の予報で用意した雨具も使用することなく、天候に恵まれた旅だった。
因みに昭和の杜友の会の前身だった慰霊顕彰会の恒例行事だった近府県護國神社初詣旅行は、昭和56年度の福井・石川両県の護國神社参拝に始まり、以後兵庫、岡山、滋賀、岐阜、鳥取、三重、愛媛、奈良、大阪、和歌山、静岡、愛知、香川、広島、長野、山梨、徳島、高知、島根、富山の各県護國神社を巡拝した。その間、靖国神社にも正式参拝を行い、又一私人として宮城県護國神社にも参拝して、英霊慰霊に誠心を捧げました。最後に、産經新聞のコラム“産経抄”の平成15年1月8日付の一文から抜粋引用して、一日本人の哲学とします。
▼神社のおまいりは右傾化でもなく、国粋化でもない。過激なナショナリズムでもなく、いわんや危険なファシズムとも無縁である。袋だたきにされた首相もいたが、何のことはない日本は“神の国”、正確に言えば“神々の国”なのである。
平成15年1月26日  奥村 由三 記


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