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昭和の杜友の会
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今日のこの日
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慰霊の言葉
昭和の杜友の会の慰霊の式典が 行われるに当たり、一言慰霊の言葉を 申し述べさせていただきます。 今から百年前の明治三十七、八年、 日露の戦争が戦われ、幾万の若人が 国の為に生命を捧げました。 今から六十余年前、大東亜戦争によって、私の多くの友は尊い生命を国の為に犠牲にしました。
そして彼等は昭和の杜の霊山護國神社に護國の神として祭られております。 日露戦争は、シベリヤ、北朝鮮を侵し更に朝鮮半島を南下しようとした ロシアに対し、我国は敢然として起ち上がったのでありました。その際は英國もアメリカも陰ながら日本を援助しました。大東亜戦争は、我国は 独逸と組みましたが、彼等は早く敗れ、我国単独で戦い敗戦を喫したのでありました。私は昭和十四年から海軍に入り二十一年迄、この戦争に参加し、最後はボルネオのバリワクパパンに於て、捕虜としてオーストラリヤ、オランダ軍に収容されたのでありました。その間の苦痛は言語に絶する ものがありました。そして多くの友が戦争に於て国に生命を捧げたのであります。 本日、京都霊山護國神社に鎮まります友の慰霊の式典が行われる当たり、万解の涙を押さえて友の霊に接するものであります。

昭和の杜友の会々長 林田悠紀夫

新春のご挨拶
新らしい歳を迎え謹んでご挨拶申し上げます 昨年は国内において度重なる台風の襲来これに伴ふ水害、豪雨 地震、大津波等々全ゆる天災をうけ、各地で多くの犠牲者を生んだ大変な歳でしたが『酉』歳の本年も多事多難な年になるだろうと 各方面で予想されていますが、大東亜戦争従軍体験者の私どもは常に英霊の御加護を享け、次代を担う人達に日本の正しい歴史を伝え 国家護持のため身を挺し犠牲になられた多くの英霊たちの御恩に報い益々慰霊顕彰と護國神社護持のため、尚一層ご尽力、ご協力を 賜りますよう切にお願い申し上げますと共に、諸兄姉には、この上 とも何時何時までも『日本人の心』をと祈念申し上げ益々の御自愛、 御多幸をお祈り申し上げます

平成十七年 乙酉元旦   みたま祭万燈会々長 奥村由三


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