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祭文
五月の風かおるここ京都東山の山すそ、京都霊山護國神社の御前において、第五十四回平成十六年度関西白鴎遺族会慰霊祭が執り行われますに際し、参列者を代表して謹んで追悼のことばを捧げます。顧みますに、先の大東亜戦争に当たり祖国日本の安泰を願い、愛する家族肉親の平和な生涯を守ろうと海軍飛行専修予備学生、生徒として入隊し、厳しい訓練を重ねてそれぞれ任官し、若き航空指揮官として各所属の部隊において活躍されました。とくに昭和二十年春、米軍の沖縄侵攻に際しては、夜を日に継ぐ激しい攻撃に参加、いわゆる「特攻」の中核として散華されたのであります。
この国に殉じられた崇高な精神はいつまでも語り継いでいかなくてはなりませんし、必ずやそのようになると信じます。
いつの間にか、戦後五十九年、今日に至るまで遺族会の運営にあたられ、私ども遺族に思いを掛けながら毎年の慰霊祭を実施して下さった生存同期生の方々も、すでに大多数が八十歳の大台を越されました。そして会報などでの情報によりますと、鬼籍に入られる生存会員方の多いことに驚きを隠せません。いま私ども遺族会員が話し合っておかないと、慰霊祭も続行が出来なくなるのではないでしょうか。
在天の御霊が安らかに鎮まりますよう。また日本の平和がいつまでも保たれますようご加護賜りますよう御願い申し上げ、追悼のことばと致します。

平成十六年 五月二十七日  関西白鴎遺族会代表 北川 英夫

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