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| 大東亜戦争 回顧録 |
第16回特操之碑頌徳祭に寄せて
近畿特操会会長 平井 佐太郎
さる10月21日、第16回特操之碑頌徳祭が斎行されました。この碑は、京都霊山護国神社のご好意により、同社境内に建立され、当時の総理佐藤栄作閣下による題字の揮毫も頂き、昭和46年3月21日、300名余の参列者により入魂除幕式が盛大に執り行われました。以来隔年毎に頌徳祭を開催、更に平成4年9月の戦没者銘牌奉献式に於いて碑の裏面に905柱の英霊名が刻字されました。併し戦後半世紀有余を経過し、戦争体験者は年々少なくなり、存命中の我々同期の桜も齢80に近づき、他界する者が多く、この侭では我々に続いてこの碑を誰が維持して行くかを考えざるを得なくなりました。このため今回特操会全員に図り、募金により得られた浄財を、改めて永代祭祀料として神社に奉納し、我々の子孫共々何時までも顕彰して頂くようお願い申し上げました。
昭和18年日本の戦況は急速に悪化し、故国と国民を守る為、7千余の学生達がペンを置いて操縦桿を握り、大空の盾となって生還を期する事の無い特攻作戦にも多数志願し、青春を賭けて対決して行ったその心情を、日本人は永世忘れないで頂きたいものです。
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